【バルセロナ】オススメの過ごし方

【バルセロナ】オススメの過ごし方

みなさんこんにちは。
本日のタビキジは、スペイン「バルセロナ」です!

バルセロナは地中海に面するスペイン第二の都市で、カタルーニャ州の州都です。
先般は独立運動で大きな盛り上がりを見せており、スペインとは全く背景が異なる歴史と文化を持っています。

一方観光に目を移すと、芸術と建築が有名で、特にガウディが設計した幻想的なサグラダ ファミリア教会をはじめとしたモダニズム建築が市内に点在しています。

サッカーの人気チームもバルセロナの目玉の一つですし、ウォーターフロント地区ではスペイン料理レストランでの新鮮なシーフード料理も堪能できます。そんな魅力たっぷりの「バルセロナ」をご紹介させていただきます。

本ページは「バルセロナ」について記載させていただき、それぞれエリアごとに記載分けをさせていただいております。

よろしければ下記、リンクからお進みくださいませ。

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アクセス

日本からの直行便はなく、マドリードや欧州内での乗り継ぎとなります。

私はドイツ・フランクフルト経由でバルセロナに入りました。フランクフルトーバルセロナ間は2時間ほどのフライトになります。バルセロナ・エル・プラット空港は市内から約15kmの位置にあり、市街地までバスで約30分です。アクセスは比較的容易で、大きいスーツケースがある場合は、バス発着所の近くのホテルをオススメいたします。

オススメの過ごし方

「ガウディ建築」

バルセロナと言ったらまずはこれスペインの建築家「アントニ・ガウディ(1852-1926)」の建築です。
カタルーニャ地方で生まれ、「グエル公園」などの建築を手がけ、晩年は74歳で亡くなるまで、「サクラダ・ファミリア」の建築に専念したそうです。

ガウディは「美しい形は構造的に安定している。構造は自然から学ぶべきである。」と考えており、自然からヒントを取り入れた作品が多いです。設計図を描かずに模型を重視するということも特徴の一つで、作品は設計図なしで作られたものも多いそうです。

そんなガウディの作品群は、1984年にユネスコの世界文化遺産として登録されました。2005年にはガウディ作品群の世界遺産への登録の範囲が拡大され、年々評価が高まっています。

【サクラダ・ファミリア(聖家族教会)】

 

イエス、マリア、ヨセフの聖家族に捧げる教会として設計。
1882年フランシスコ・デ・ビヤールが着手し、1891年からガウディに引き継がれました。
年間300万人の観光客が訪れるカタロニア・モダニズム建築のガウディを代表する教会となっています。

現在も建設中で、その完成は100年後とも200年後とも言われてきましたが、最近はガウディ没後200年の2026年の完成を目指しているそうです。また日本人彫刻家・外尾悦郎氏も「生誕の門」の奏楽天使の彫刻で建築に参加しています。

建物は大きく2つの門がありどちらからも入場できます。
「生誕の門」:キリストの生誕から幼少期を彫刻で表現した門で、朝日に照らされるよう設計されている。
「受難の門」:キリストの受難を表した門で、中央にはイエスの石彫がある。

 

内部に入ると、白い柱、そして綺麗なステンドグラスに圧巻されます。そして順路に沿って向かうと、
建築技法などガウディについて学ぶことができます。イヤホンガイドの貸し出しもあるので、聞きながら展示を巡ると良いでしょう。そして「未完の大建築」作業している姿を随所に見ることができます。

 

ここでオススメの楽しみ方をいくつかご紹介いたします。
①日々建築が進んでいるので、何度か訪れる機会がある方は、ちょっとずつ成長する姿を楽しむこともできます。
②サクラダ・ファミリアから少し離れ、向かいにある公園に池があり、水面に映るサクラダ・ファミリアは絶景です。青空にそそり立つ姿もさることながら夜間はライトアップされ幻想的です。
③ファサードはエレベーターで昇ることができ、バルセロナ市内を一望できます。
※エレベーターはじめ混雑するときは2時間近く並んだり、入場できない場合もありますので、
事前にオンラインで予約をオススメいたします。

【カサ・ミラ】

 

バルセロナのグラシア通りにある作品で、建物内に直線は使用されず、曲線の多用が特徴でインパクトのある印象的なガウディの代表的建築物の1つです。外観の波打つ曲線は地中海をイメージして作られており、一つ一つ異なるバルコニーは、鉄を使いながらもまるで波に漂う海藻のような、柔らかな造形を生み出しています。また当時の方々には、あまりも独創性の高い外観に、「ラ・ペドレラ(石切り場)」とニックネームを付けられていたそうです。もちろん今日では、世界遺産にも登録されるバルセロナを代表する歴史的建造物になっています。

【グエル公園】

 

市街を見下ろす山の手にあるこの場所は、ガウディが手掛けた宅地として造成されましたが、その独創的感性が受け入れられず、60棟建設予定でしたが、売れたのはたった2棟。ガウディとグエル伯爵の2人だけでした。売れずに失敗し、公園として生まれ変わりました。

ガウディがデザインした、「大トカゲの噴水」「門衛小屋(お土産・インフォメーション)」「破砕タイルやガラスのベンチ」など奇妙な作品が多いのですが、周りの自然と調和して独特な雰囲気を醸し出しています。
中でも、大トカゲの噴水はグエル公園の泉の守り主で、バルセロナのシンボルと言っても過言でもありません。この大トカゲはなんと全長2.4メートルもあり、この大トカゲのいる大階段はギリシャ神話がモチーフとなっているそうです。

その他、破砕タイルやガラスのベンチがあるギリシャ広場からの眺めるバルセロナ市内は格別です。
ガウディの世界観に魅了されます。ぜひ足を運んでみてください。

「カンプ・ノウ FCバルセロナ スタジアムツアー」

 

スペインのサッカー・リーグ「リーガ・エスパニョーラ」で、屈指の人気チーム「FCバルセロナ(バルサ)」
マラドーナ、クライフ、プジョル、ロナウジーニョ、イニエスタ、メッシ。。。数々のスター選手を輩出してきた名門チームです。

「バルサ」の試合は観られないけれど、スペインに行くからには「カンプ・ノウ」を間近で見たい、
という人にオススメなのが「カンプ・ノウ・エクスペリエンス」です。
バルサの全てを知ることが出来る、素晴らしい見学ツアーにぜひ参加してみてください。

サッカーに興味のない方でも興奮間違いなし!
まずはミュージアムで展示を見ながらバルサを勉強。そして、スタジアム客席に向かいます。
その後、選手が会見する場所やジャグジー・シャワーブース、ロッカーなどを見学します。

 

そしていよいよ選手と同じ導線を通り、ピッチサイドへ向かいます。サッカーファンなら感動ものです。
階段を登ると、そこにはカンプ・ノウのピッチが広がります。
コーナーキック目線なんかも楽しめます。ここまで見学できるのも、試合がない日ならではとのことです。
職人による芝の手入れも見学できました。

「地中海グルメ」

地中海に面したバルセロナには美味しいレストランが多数あります。
中でもオススメのお店を3店をご紹介させていただきます。

【Casa de Tapes Cañota (カサ・デ・タパス カニョータ)】

 

ガリシア料理に影響を受けたシーフードバルです。オーナーはバルセロナでも屈指の人気高級シーフードレストランとの話も聞いたことがあります。タパスはどれを選んでも外れなし、エビ・イカ・タコ・マテ貝などのシーフードはもちろん、ハモンセラーノ(生ハム)も!そしてお値段もお手頃です!!
開店と同時に席が埋まるほど混んでいるときもあるので、開店前に向かうと良いかもしれません。

【Pez Vela Chiringuito(ペス ベラ チリンギート)】

 

バルセロナで1番との声もある、パエリアが美味しいお店です。場所はバルセロネータ海岸の一番奥。
高級ホテル「HOTEL W BARCELONA」の横にあります。距離は少々ありますが、海岸沿いをお散歩しながら向かうととても気持ち良いです。お店はテラス席もあり、暖かい時期はテラス席もオススメです。

もちろん食べるはパエリア、中でも一番人気「シーフードミックスパエリア」です。パエリアを中心にシーフードタパスなど様々です。お値段は少々高めですが、雰囲気、お味ともに完璧です。帰国前、最後の夜などに良いでしょう。

【Cafe EMMA(カフェ エマ)】

 

カサ・ミラの近くにあるビストロです。ミシュランの一つ星レストラン「Caelis」のフランス人シェフがオープンしたお店で、
カジュアルに入ることができます。
フランス人シェフとのことで、フランス産のバターがパンと一緒についてきました。
初めにロブスタースープをオーダーし、メインはムール貝とシーフードマカロニにしました。いずれも上品なお味でした。

実際の使用記事は、各都市をまとめておりますので、別途下記リンクよりよろしければご覧くださいませ。

【基本情報】スペイン 観光情報
【マドリード】オススメの過ごし方
【古都トレド】マドリードから絶景日帰りトリップ
【グラナダ】レコンキスタ終焉の地、世界遺産「アルハンブラ宮殿」を散策

以上簡単ではございますが、バルセロナについてご紹介させていただきました。
ぜひスペインに行ってみようか悩んでいらっしゃる方がご参考にしてみてください。

※本記事は2017年8月現在のものとなります。実際にご旅行される際は最新の情報をご確認ください。