【基本情報】スペイン 観光情報

【基本情報】スペイン 観光情報

みなさんこんにちは。
本日のタビキジは「スペイン」です!

ヨーロッパ大陸の南西部に位置し、イベリア半島の4/5を占め、実は大部分が高原地帯(約700m)です。北東はフランス、西はポルトガルと国境を接し、大西洋、地中海に面しています。

スペインの真ん中に位置する首都「マドリード」、地中海に面する第二の都市「バルセロナ」、タホ川に囲まれた中世都市「トレド」、南部アンダルシア地方「グラナダ」など見どころ満載なスペイン主要都市をエリアごとにご紹介させていただきます。

本ページはスペイン全体の基本情報について記載させていただき、別記事にてエリアごとに記載分けをさせていただいております。よろしければ下記、リンクからお進みくださいませ。

【マドリード】オススメの過ごし方
【バルセロナ】オススメの過ごし方
【古都トレド】マドリードから絶景日帰りトリップ
【グラナダ】レコンキスタ終焉の地、世界遺産「アルハンブラ宮殿」を散策

アクセス

成田からイベリア航空が「マドリード」への直行便を就航。
そのほかの都市含め、日系の就航はないので、ヨーロッパ各都市から乗り継ぎで入ることになります。

直行便でもフライト時間は往路が14時間程度、復路が13時間程度と長い飛行時間となります。
機内で睡眠をとるなどしてしっかり時差調整しましょう。

そして、日本との時差は「-8時間」、日本時間15時の時は、現地時間7時となります。
ただしサマータイムがあるときは「-7時間」になりますご注意ください。

基本情報

シェンゲン協定加盟国への渡航は、あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光目的の場合ビザは不要です。旅券の残存期限はシェンゲン協定加盟国出国時3か月以上あることとされています。

通貨は「ユーロ」1€:129.28円(目安:2017年8月)

スペインにもチップ(プロピーナPropina)の習慣はありますが、義務というわけではなく、サービスに満足したときに払います。

<参考例>
タクシー:1ユーロ程度
レストラン:5~10%程度、バルでは数ユーロ
ホテル、ポーター:荷物1つにつき1ユーロ、枕銭:一人につき1ユーロ程度置くと良いかもしれません。

スペインではIVA(付加価値税)が食料品などを除く商品に16%課税されています。1軒での買い物が90.15ユーロ以上の場合(店によって買い物の基準額や条件は多少異なる)免税手続きが可能になります。購入時に免税手続きの上、EU圏の最終空港で手続きをする必要があります。 出国時に現物と書類を提示し、税関職員からスタンプを貰った後に還付申請を行うことができます。忘れずに申請しましょう。

公用語は、スペイン語
もちろん主要ホテルや観光地では英語が通じることが多いので、そこまで心配する必要はございません。
また、地方公用語として、カタルーニャ語、ガリシア語、バレンシア語、バスク語などもあります。

電圧は220V、プラグはCタイプです。
日本の電化製品はそのまま使えませんので、変圧器やプラグが必要になります。

ベストシーズン

夏場がオススメです!

地形と海流が影響し合うスペインでは、地方によって大きく気候が異なります。「マドリッド」を中心とした中央部は、昼夜で気温の差が大きく、夏は暑く冬は寒い大陸性気候。「バルセロナ」を中心とした地中海沿岸は夏、高温でもカラっとしている地中海性気候。複数都市を訪れる場合は、夏場をオススメいたします。
基本的に日本のほぼ同時期と同じような服装でよいでしょう。

治安について

スペインは失業率も高く、マドリードやバルセロナのような大都市ではスリ、置き引き、ひったくりといった強盗・窃盗被害が多く発生しています。特に土・日曜日及び祝日の14時~16時の時間帯(昼食時)に集中的に発生しているそうです。パスポート、高額な現金、カード類などの貴重品は宿泊先の安全な場所に保管し、なるべく手荷物を持ち歩かないようにしましょう。パスポートは現物ではなく、コピー(カラーコピーが望ましい)の携行を心がけましょう。

実際に私も未遂ですがやられました。。。

十分に警戒していたのですが、大きいスーツケースを引っ張りながら、ホテルへ向かう途中です。

後ろから話しかけられ、「何かついているよ(おそらく彼らが付けた)」と注意がそっちへ向いている間に鞄から金品を奪うといったことです。私の場合は、ズボン、スーツケースにマスタードをかけられ、視線がそれている間に盗まれそうになりました。

怪しいなと思ったので、あえて無視をして、ホテルへ向かいましたが、チェックインの際にスタッフの方が、最近、観光客を狙った同様の手口が増えているとのこと、教えていただきました。幸い何も取られず、助かりましたが、ふつうは声掛けらたら見てしまいますよね?ぜひ皆さんもここは海外!と肝に銘じて気を付けてくださいませ。

 

そして記憶に新しい「2017年バルセロナテロ事件」です。ちょうど私が訪問する1週間ほど前に起きてしまった事件。
バルセロナのメインストリート「ランブラス通り」で乗用車が暴走し、歩いていた観光客らを次々となぎ倒していった事件です。
この事件はISIL(イスラム過激派)によるテロとのことであったが、ランブラス通りでは追悼が行われていました。

地方分権について

スペインは地方分権志向が強く、自治権の拡大の方向にあります。よくニュースで拝見するのは「バスク地方」「カタルーニャ地方」の中央政府に対する反発、独立運動はよく聞きます。バスク地方では過激派「バスク祖国と自由(ETA)」は1998年に無期限停戦を実施したが、1999年にはテロを再開、2006年には無期限停戦を発表、2007年には停戦を破棄、2011年に武装活動を完全停止と歴史的にも複雑です。そのほか、2017年にはカタルーニャ自治州で独立を問う住民投票が行われ、賛成多数の情勢です。

別記事にてエリアごと、各都市をまとめておりますので、よろしければ下記、リンクからお進みくださいませ。

【マドリード】オススメの過ごし方
【バルセロナ】オススメの過ごし方
【古都トレド】マドリードから絶景日帰りトリップ
【グラナダ】レコンキスタ終焉の地、世界遺産「アルハンブラ宮殿」を散策

以上簡単ではございますが、スペイン全体の基本情報について記載させていただきました。
ぜひスペインに行ってみようか悩んでいらっしゃる方がご参考にしてみてください。

※本記事は2017年8月現在のものとなります。実際にご旅行される際は最新の情報をご確認ください。