【必読】スイストラベルパス活用術・スイス基本情報
- 2017.11.28
- スイス
みなさんこんにちは。
本日のタビキジは「スイス」です!
ヨーロッパの中心、アルプス山脈に位置し、周りをドイツ・フランス・イタリア・オーストリア・リヒテンシュタインに囲まれた内陸国。モンテローザ・マッターホルン・ユングフラウなど4,000m級の山々に囲まれ、国土の2/3は山岳地帯。この国の魅力はアルプスの山岳エリアだけではなく、街並み、湖、川、氷河、ハイキング、花・・・
つきません。そんな手つかずの大自然を満喫できるスイスをエリアごとにご紹介させていただきます。
本ページは基本情報、そして「スイストラベルパス」について記載させていただき、それぞれエリアごとに記載分けをさせていただいております。
よろしければ下記、リンクからお進みくださいませ。
・【オススメ】チューリッヒ(スイス)観光スポット
・【ユングフラウヨッホ(Top Of Europe)】ヨーロッパ最高地点の鉄道駅
・【ツェルマット(スイス)】マッターホルン観光ガイド
・【オススメ】ベルン(スイス)観光スポット
・【オススメ】ジュネーブ(スイス)観光スポット
アクセス
成田からスイスインターナショナル航空が「チューリッヒ」への直行便を就航。
そのほかの都市含め、日系の就航はないので、ヨーロッパ各都市から乗り継ぎで入ることになります。
フライト時間は往路が12時間半程度、復路が12時間程度と少々長い飛行時間となります。
機内で睡眠をとるなどしてしっかり時差調整しましょう。
そして、日本との時差は「-8時間」、日本時間15時の時は、現地時間7時となります。
ただしサマータイムがあるときは「-7時間」になりますご注意ください。
基本情報
シェンゲン協定加盟国への渡航は、あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光目的の場合ビザは不要です。旅券の残存期限はシェンゲン協定加盟国出国時3か月以上あることとされています。
通貨は「スイスフラン」1フラン:115.90円(目安:2017年11月)
スイスにはチップの習慣がありません。ここはヨーロッパでありながら珍しいです。
<参考例>
タクシー:端数切り上げ程度
レストラン:サービス料が含まれていない場合、10%程度
ホテル、ポーター:荷物1つにつき1スイスフラン、枕銭:一人につき1スイスフラン程度置くと良いかもしれません。
スイスではほとんどの商品に8%の付加価値税がかかっており、海外旅行者が指定された免税店で、同一の店で400スイスフラン以上(DUTY FREEマークのある店のみ)の買い物をした場合、出国時に空港で付加価値税の払い戻し(7.6%)を受けることができます。 出国時に現物と書類を提示し、税関職員からスタンプを貰った後に還付申請を行うことができます。忘れずに申請しましょう。
公用語は、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語の4つあり、エリア(州)によって使われている度合いが異なります。
一番多いのは「ドイツ語」で26州のうち19州で話されております。しかし、スイスドイツ語といわれる、標準ドイツ語と方言などもあり複雑です。
次いで「フランス語」となり、主にフランスとの国境に近いスイス西部で話されています。フランス語のみ話すのが、ジュネーブ州、ジュラ州、ヌーシャテル州、ヴォー州の4つ。そのほか、地域によってドイツ語圏とフランス語圏に分かれるのが、ベルン州、フリブール州、ヴァレー州の3つです。
次いで「イタリア語」となり、主にイタリアとの国境に近いスイス南部で話されています。イタリア語のみを話すのがティチーノ州です。
最後に「ロマンシュ語」となり、グラウビュンデン州の一部で話されている言語です。話せる人が次第に減少し、消滅の危惧もありましたが、地元では伝統の言語を守るべく、熱心に保護・啓蒙活動が進められているそうです。
面白いことに、電車に乗っていると、あるエリアから、アナウンスがフランス語に変わったりし、
同じ国で移動していながら、多言語国家であることを感じます。
もちろん主要ホテルや観光地では英語が通じることが多いので、そこまで心配する必要はございません。
電圧は220V、プラグはCタイプです。
日本の電化製品はそのまま使えませんので、変圧器やプラグが必要になります。
ベストシーズン
夏場がオススメです!
大自然の緑が一層濃くなり、ハイキングシーズンの到来です。
北部「チューリッヒ」、西部フランス国境沿い「ジュネーブ」でも若干異なりますが、西岸海洋性気候に属しており、旅のベストシーズンは6~8月頃でこの時期は天候も気温も快適で過ごしやすいです。真夏でも平均気温が20度前後と快適ですが、朝晩は冷え込むこともあるので、旅の服装には長袖のシャツや上着があると便利でしょう。
秋以降は登山鉄道の運行が止まる場合もありますので、スケジュールを確認した上でご渡航をおすすめいたします。
もちろんウィンタースポーツがお好きな方には冬もオススメです。
スイストラベルパス
スイス公共交通について
スイスの交通システムは世界有数のすばらしさです。「正確」「安全」「快適」の3 拍子揃った鉄道網、鉄道より細かな路線をもつポストバス(郵便バス)と各地域のバス、そして湖ごと運航する湖船が一体となったネットワークが全土をカバーしています。鉄道には国鉄(SBB)と私鉄があり、幹線から外れた地方路線や登山鉄道はほとんどが私鉄です。このネットワークを有効活用するために、しっかりスケジュールを決めておくことをオススメいたします。SBBのウェブサイト(www.sbb.ch)は、鉄道だけでなく、バスや湖船などのスケジュールもすべてわかるようになっているので非常に便利です。
スイストラベルパスについて
スイス国内は主要観光都市が点々としており、それらを公共交通で行き来できるようになっています。
移動の度にチケットを購入するのは手間ですし、お得な割引もある「スイストラベルパス」を購入しましょう。
観光客用になっているので、購入の際にパスポートの提示、チケットにパスポートの氏名、番号をチケットに記載されます。もちろんスイス在住者は購入することができません。
チケットは、スイス国内の主な鉄道、湖船、バスのネットワークを、期間内であれば何回でも乗り放題となります。人気の絶景ルート、グレッシャー・エクスプレス(氷河特急)やゴールデンパス・ラインもカバーしています。期間は連続する3日、4日、8日、15日の4種類となり、乗車できる車両も「1等」「2等」とあります。
私は到着したチューリッヒ空港で「4日間、2等」を当時「259スイスフラン(約3万円)」で購入しました。
下記特典もありお得です。
・主な鉄道、バス、湖船の路線が乗り放題。
・主要都市90カ所以上の市内交通(市バス・市電)が無料。
・スイス全国約500カ所の美術館・博物館が無料。
・主な山岳交通が半額。
スイスを旅するうえで、「スイストラベルパス」は必須といえるでしょう。
実際の使用記事は、各都市をまとめておりますので、別途下記リンクよりよろしければご覧くださいませ。
・【オススメ】チューリッヒ(スイス)観光スポット
・【ユングフラウヨッホ(Top Of Europe)】ヨーロッパ最高地点の鉄道駅
・【ツェルマット(スイス)】マッターホルン観光ガイド
・【オススメ】ベルン(スイス)観光スポット
・【オススメ】ジュネーブ(スイス)観光スポット
以上簡単ではございますが、基本情報、「スイストラベルパス」についてご紹介させていただきました。
ぜひスイスに行ってみようか悩んでいらっしゃる方がご参考にしてみてください。
※本記事は2017年11月現在のものとなります。実際にご旅行される際は最新の情報をご確認ください。
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