【王道プラン】ハワイ島 徹底攻略

【王道プラン】ハワイ島 徹底攻略

みなさんこんにちは。

本日のタビキジは、アメリカ「ハワイ」です!

今回は、ハワイを統一したカメハメハ大王の出生地であるハワイ島。ハワイ州のなかで一番大きい島で
「ビックアイランド」とも呼ばれ、「ボルケーノ国立公園」「キラウエア火山」「黒砂海岸」など見どころ満載です。主要都市は島西部「コナ」、島東部「ヒロ」に分かれています。

オアフ島と違い、白い砂浜が少なく、溶岩が溶けて砕けて砂になった黒い砂のビーチが多く存在します。
また、活火山もあり、オアフ島とは違った楽しみ方もできます。
そこで今回は実体験も含め、「王道プラン」、「基本情報」を本記事でご紹介させていただきます。

アクセス

成田から日本航空、羽田からハワイアン航空がそれぞれ直行便を就航しています。
そのほかは、オアフ島ホノルル空港乗り継ぎでアクセス可能です。
フライト時間は往路が8時間程度、復路が9時間程度のフライトとなります。特に往路は日本を夜に出発し、到着すると朝。そのまま1日が始まる。。とかなりきついです。機内で睡眠をとるなどしてしっかり時差調整しましょう。

そして、日本との時差は「-19時間」、日本時間15時の時は、現地時間前日20時となります。
なおサマータイムはありません。

基本情報

ハワイもアメリカ50州のうちの1つですので、当然アメリカ同様の入国基準です。

90日以内の観光目的の場合ビザは不要です。ただしESTA(電子渡航認証システム)査証免除プログラムの条件を満たしている必要があります。パスポートの残存期間は帰国時まで有効なものとなっていますが、入国時90日以上が望まれています。

通貨は「アメリカドル」1ドル:111.89円(目安:2017年5月)
アメリカにはチップの習慣があり、ほとんど場合で必要です。

<参考例>
タクシー:メーターの15~20%、スーツケース等大きな荷物がある場合は若干多めに払うのが普通。
レストラン:サービス料が含まれていない場合、15~20%、含まれている場合は少額。
ホテル、ポーター:荷物1つにつき1ドル、枕銭:一人につき1ドル

アメリカのセールスタックスは、連邦税ではなく、州、郡、市の税金で税率は、州や市によって異なります。
ハワイ州(オアフ島除く)は約4.166%です。オアフ島のみ約4.712%の州税がかかります。このほか、ホテルに宿泊の場合は、7.25%のホテル税が別途加算されます。

国税がないのでヨーロッパのような免税制度はありません。

公用語は英語。
電圧は120V、プラグはAタイプです。

日本の電化製品は短時間であれば、変圧器なしでそのまま使用することができますが、
長時間や精密機器の場合は電圧が対応するものを使用することをオススメします。

ベストシーズン

4~9月がオススメです!

常夏ハワイは年間通して平均気温が24℃と過ごしやすいのが特徴です。日本の夏服で年間を通して対応できますが、朝晩、屋内の冷房対策に羽織るものが1枚あると良いでしょう。また、10~3月は降水量も多く、1日中降ることは稀ですが、南国特有のスコールが多いです。

オススメのホテル

「ヒルトン ワイコロア ビレッジ」

たくさんのホテルがある中、今回オススメするのは、ハワイ島西部ワイコロアにある高級リゾートホテルです。約25万㎡の広大な敷地の中には、南国らしい草木や花が咲き誇る庭園、流れる運河、美術品が並ぶアート回廊などまるでテーマパークのようなリゾートホテルです。敷地内の移動手段としてモノレールや水路を走るボートが運行していたり、ラグーンではイルカと触れ合うことが出来ます。広大な敷地内には多数のプールがあり、大人専用やウォータースライダー、ウミガメが住むラグーンではカヤックやSUPを楽しむこともできます。

宿泊棟も「オーシャン」「パレス」「ラグーン」の3つに分かれており、それぞれの眺望を楽しむことができます。

また敷地内を散歩しているだけで、朝晩雰囲気が変わり、十分このホテルの良さを体感することができます。

オススメのレストランとして1つご紹介させていただきます。「カムウェラ プロビジョン カンパニー」というオープンテラスのお店で夜は心地よい風が吹き、美味しい料理とともにリゾートらしさを感じることができオススメです。また、周辺には、開放感のあるショッピングセンター「キングス・ショップス」もあり、レストラン、お土産、買い物何でも揃います。

まさに「ビレッジ」とだけあってなんでもこの施設で揃います。ゆっくり滞在型リゾートにオススメなホテルです。

オススメの過ごし方

到着日を有効活用 コナ半日市内観光編(カメハメハ大王像・UCCコナコーヒー・カイルアコナ)

直行便でコナ空港に到着の場合、昼頃到着します。ホテルチェックインまで時間があるので、コナ市内で半日観光するとちょうど時間も有効活用できオススメです。コナはハワイ島西部に位置するので「ビックアイランド」の西側を効率よく観光しましょう。

まずは、「カメハメハ大王像」です。カメハメハ大王はハワイ諸島を初めて統一し、1810年にハワイ王国を建国し、初代国王となった人物です。諸説あるそうですがハワイ島出身、晩年はコナで過ごしたといわれています。

ハワイ州には像が3体あり、オアフ島ホノルルのダウンタウン、ハワイ州最高裁判所の前に1体、残り2体はハワイ島にあります。ハワイ島北部の「カパアウ」と東部の「ヒロ」にあるので、生誕の地である、ハワイ島でぜひ観てみてください。

続いて、ハワイ島と言えば「コナコーヒー」の産地です。降水、日照、気温、土壌の4つの条件が整った、コナ地区は「コナコーヒー・ベルト」と呼ばれ、コーヒー農園が多数あります。中でもUCCコナコーヒー」では農園見学ができ、コーヒーが木の実であることや、サクランボのように実が赤いことに驚きます。実際に試飲したり、限定グッズも購入できます。そのほか、コーヒー「ドトール」の農園もあります。

最後は、ハワイ島で2番目に大きい街がある「カイルアコナ」です。オアフ島と違った、時間がゆっくり流れるコナの街並みを散策してみてはいかがでしょうか?

ハワイ島1日観光編(ボルケーノ国立公園・ハレマウマウ火口・黒砂海岸)

ハワイ島といえば火山です。現在もマグマが海に流れる「キラウエア火山」。そして「マウナロア山」を含めた広大なエリアは世界遺産にも指定されており、クレーター内や海岸線に広がる溶岩台地をトレッキングできるツアー、ヘリコプターやボートから楽しむツアーもあります。

「ボルケーノ国立公園」には、「ジャガー博物館」があり、地学・歴史・神話などあらゆる観点からハワイ諸島を説明しています。また、またさまざまな形状の溶岩も展示してあり、見ごたえある博物館です。すぐ横には「ハレマウマウ火口」があり、火口からは常に白い水蒸気が出ています。

国立公園内には、1846年創業のホテル「ボルケーノハウス」があり、ロビーの奥にはレストランがあります。キラウエアのカルデラを一望できオススメです。

溶岩台地を歩いた際には、遠くに海に流れる真っ赤なマグマが見え、自然のエネルギーを感じることができます。近くで観たい場合はヘリコプターやボートから観た方がより臨場感を味わえるでしょう。

続いてハワイ島南部の「黒砂海岸(プナルウビーチ)」です。ここは砂が黒く、ブラックサンドビーチとも呼ばれています。ウミガメが多く見られることでも有名です。ただし、ウミガメと黒砂は保護されているので、ウミガメに触ったり黒砂を持ち帰ったりすることは禁止されています。

マウナケア山頂 星空観測ツアー編

そして、ハワイ島といえば、なんといってもこれです。標高4,205mで富士山より高く、4,000m近くで星空を観測することになります。マウナケアとはハワイ語で「白い山」との意味で山頂付近は空気が澄んで、天候も安定していることから、世界中の研究機関が天文台を設置しています。日本の国立天文台が設置した「すばる望遠鏡」もここにあります。あまりにも標高が高いため、途中「オニヅカ・ビジターセンター」で高山病対策のために体を慣らす休憩を取ります。ちなみにこの「オニヅカ」とはスペース・シャトルのチャレンジャー号の事故で亡くなったハワイ島コナ出身の日系二世のオニヅカ氏の名前から来ているそうです。空港の正式名も「エリソン・オニヅカ・コナ国際空港」となっています。

標高が高く、酸素が薄く高山病になりやすい、そして防寒対策をしっかりして参加してください。環境を守るため、1日に入れる車の台数も限られており、ツアーに前もって予約しておくことをオススメします。

星空観測ツアーなので、基本的に15時頃ホテル出発になります。午前中は滞在ホテルでのんびり過ごすと良いでしょう。

最終日に ヒロ半日市内観光編(レインボー滝・アカカ滝・ビックアイランドキャンディーズ)

島西部のコナからは車で2時間半から3時間ほど掛かる「ヒロ」はハワイ島の経済の中心地です。ハワイ州でホノルルに次いで第二の都市です。また日系人が作った町として知られ、日本名のお店やビルなどもあり、日系人が多く関っていることがわかります。ヒロのオススメポイントは、コナのような華やかさはないのですが、どこか懐かしい地方都市のような雰囲気です。個人的な感覚ですが、「コナが観光客」「ヒロが地元民」といった印象です。

ヒロの町の外れにある虹が出る事からその名がついた「レインボー滝」やハワイ州で最も高い滝、落差136mもある「アカカ滝」もあります。

そして最終日にはお土産も購入しましょう!「ビックアイランドキャンディーズ」はヒロで1977年創業、今やハワイを代表するお土産になっています。こちらでは工場見学、試食もあり、立ち寄るだけでも楽しめます。

オススメは「サキイカにチョコレートをコーティングした商品」です。商品名がわからず申し訳ございません。

サキイカのしょっぱさ、チョコレートの甘さが絶妙にマッチして何とも言えない味です。ぜひ購入してみてください。

その他、ハワイみやげの超定番「マカデミアナッツ」。マカデミアナッツメーカー最大手の「マウナロア」が直営するギフトショップもここヒロにあります。ナッツ製品の購入はもちろん、工場の様子も見学もできます。

以上簡単ではございますが、基本情報から、オススメの過ごし方をご紹介させていただきました。
ぜひハワイ島に行ってみようか悩んでいらっしゃる方がご参考にしてみてください。

ハワイには魅力がたくさんあります。別記事【オアフ島・王道編】もよろしければ併せてご覧ください。
※本記事は2017年5月現在のものとなります。実際にご旅行される際は最新の情報をご確認ください。