【定番観光】【メルボルン】ヤラバレー・グレートオーシャンロードを案内!
- 2018.12.29
- オーストラリア
みなさんこんにちは。
本日のタビキジは、オーストラリア「メルボルン」です!
オーストラリア第二の都市「メルボルン」。ビクトリア州の州都であり、19世紀にはゴールドラッシュで沸いた街。街中は歴史ある建物やカフェが建ち並び、緑豊かな公園もあり美しいガーデンシティとして知られております。郊外には世界的にも有名なワイン産地「ヤラバレー」や世界一美しい海岸道路と称される「グレートオーシャンロード」などがあり魅力的な街です。今回はメルボルンを様々な角度からオススメスポットをご紹介させていただきます。
アクセス
成田から日本航空が直行便を就航しています。
フライト時間は往復ともに10時間半程度とロングフライトとなります。
そして、日本との時差は「+1時間」、日本時間15時の時は、現地時間16時となります。
ただしメルボルンのある、ビクトリア州はサマータイム(10月第1週日曜日~4月第1週日曜まで)を実施しており「+2時間」になりますご注意ください。
当然南半球なので、季節が北半球にある日本と比べ、逆になります。
メルボルン国際空港は市内中心部から約20kmの位置にありスカイバス(シャトルバス)で約30分です。
赤いバスで市内中心部のサザンクロス駅バスターミナルが終点となります。
基本情報
観光ETA(電子渡航認証システム)が必要になり、3か月以内の滞在が可能になります。
ETAの条件を満たしていない場合は査証の申請が必要になります。
またパスポートの残存期間は帰国時まで有効なものであることです。
通貨は「オーストラリアドル」1ドル:81.17円(目安:2018年12月)
オーストラリアではチップは強制ではなく、気持ちの用意サービスを受けた際に支払う習慣があります。
<参考例>
タクシー:メーターの5~10%、スーツケース等大きな荷物がある場合は若干多めに払うのが普通。
レストラン:サービス料が含まれていない場合、10~15%程度、含まれている場合は少額。
ホテル、ポーター:荷物1つにつき1ドル、枕銭:一人につき1ドル
オーストラリアでは日本の消費税にあたる「財・サービス税(GST)」というものが物品とサービスに10%かかっています。海外旅行者が指定された免税店で、300ドル以上の買い物をした場合、タックス・インボイスを作成してもらいます。
出国時に空港出発ゲート内にあるTRS(Tourist Refund Scheme)の窓口に必要書類を提出し、購入した商品をチェックして貰い、確認のスタンプを押してもらいましょう。
公用語は英語。
オーストラリアはイギリス植民地時代の背景もあり、イギリス英語の影響を大きく受けております。そして、独立後はオージーイングリッシュと言われる独自の発展を遂げました。
電圧は220V、プラグは、ハの字型・3本のOタイプです。
日本の電化製品はそのまま使えませんので、変圧器やプラグが必要になります。
ベストシーズン
12~2月がオススメです!
メルボルンは、非常に乾燥しており、夏の日中は熱い時で30℃を超えるときもあり、朝晩は湿度の低さから肌寒く感じます。また冬は、最低気温でも5℃前後と零下にならない温暖な気候です。
一日の中でも四季があるといわれることもあり、乾燥しているからかそれくらい朝~晩で変化を感じるようです。
そして南半球にあるため、季節は日本と逆になります。
暦の上では、9~11月が春、12~2月が夏、3~5月が秋、6~8月が冬となります。
そこで私がオススメするベストシーズンは日本が寒い時期、暑すぎず、暖かい夏!12~2月をオススメします。
クリスマスの時期ではビーチに登場する「真夏のサンタさん」、街中には「真夏のクリスマスツリー」を見ることができ、北半球の日本では決してできない経験ができます。
オススメの過ごし方
メルボルン市内をトラムで散策!「フリンダース ストリート駅」
歴史的建造物や緑豊かな公園があるメルボルン市内、市内を走る「トラム」に乗って散策をします。このトラム、実は無料区間(Free zone)があり、歩いて散策、トラムで移動したりと観光に最適です。無料区間はチケットなどいらず、乗り降りするだけです。
街のシンボルともいえるのが「フリンダース ストリート駅」です。1854年に完成した国内初の駅です。歴史的建造物に認定されているエドワード王朝風の駅舎は一日に約2万人が利用するターミナル駅で、市民から観光客まで多くの人で賑わっています。駅前はトラムのターミナル駅になっており、観光の拠点にも最適です。駅の地下にはショップやカフェが建ち並び、夜は駅舎がライトアップされ非常にきれいです。その他、街中には英国様式の建物が並び、散策するだけで楽しい街です。
世界的にも有名なワイン産地「ヤラバレー」で「ドメイン シャンドン(Domaine CHANDON)」ワイナリー見学!
続いてのオススメは、メルボルンから車で約1時間の距離にある丘陵地帯「ヤラバレー(YARRA VALLEY)」です。世界的にも有名なワインの産地として知られ、数多くのワイナリーが点在します。ワインが有名ということで、ブドウの栽培に適した環境があり、メルボルンとは全く異なり自然豊かなエリアになります。
数多くのワイナリーが点在する中で、今回は「ドメイン シャンドン(Domaine CHANDON)」をご紹介いたします。
フランスの名門「ドンペリニヨン」で有名な「モエ・エ・シャンドン(Moët & Chandon)」が手掛けたワイナリーで、本国フランス以外に同様の施設は世界に4か所(アメリカ:カリフォルニア州・ブラジル・アルゼンチン)しかありません。ここヤラバレーでも大人気で、テイスティングバーやレストラン、セラードアも併設されており連日多くの人で賑わっています。また製造工程を見学するツアーなども開催されています。
ここで是非オススメなのが、「珍しい赤のスパークリングワイン」です。
シャンパンで有名なモエシャンが手掛けるスパークリング!お試しください♪
ちなみにオーストラリアでは少量であれば、飲酒運転OKです。
フィリップ島でペンギンパレード
続いてのオススメは、メルボルンから車で約2時間の距離にある「フィリップ島」です。ここは野生ペンギンの繁殖地として有名で、国内有数のペンギンウォッチングポイントです。日が沈み辺りが暗くなる頃に海沿いのビーチをよちよちと上がってくる様子「ペンギンパレード」を見ることができます。ここに生息する「フェアリーペンギン」は体長30~50cmほどで時には100匹を超える群れをなし上陸する姿は圧巻です。
ペンギンパレードは夜間のため、屋外は冷えますので、参加される際には上着を用意することをオススメいたします。また誠に残念ですが、このペンギンパレードはカメラやビデオでの撮影は禁止されており、当サイトにも画像はありません。その光景を目に焼き付けてください。
その他、フィリップ島にはコアラ、カンガルー、ワラビーなど数多くの野生動物が生息しており、動物園では触れ合うこともできます。ペンギンパレードの入場チケットは事前予約ですぐ埋まってしまうので、必ず購入後向かってください。そうしないとフィリップ島に着いたが入場チケット買えず。。。とならないようご注意ください。
絶景ドライブ♪世界一美しい海岸道路「グレートオーシャンロード(Great Ocean Road)」
続いてのオススメは、メルボルンから南西に約100kmサーフィンのメッカでもある「トーキー」から「アランスフォード」まで、海岸線に沿って約260kmに渡り続く「世界一美しい海岸道路」といわれる「グレートオーシャンロード(Great Ocean Road)」です。全長は約400kmもあります!オーストラリアでも有数の景勝地となっており、絶壁や森林など、変化に富んだ景観が楽しめるドライブに最適な美しい海岸道路です。Mr.Childrenさんの曲「Tomorrow never knows」のPVでも使われたことでも有名です。そのほかCMなどにもこの美しい海岸線は使われています。
とにかく長い海岸線、中でもハイライトは「12人の使徒」と呼ばれるスポットです。切り立った断崖絶壁が20km以上にわたって続く、ポート・キャンベル付近の海岸線は、グレートオーシャンロード最大の見どころです。海中からそびえ立つ奇岩がキリストの使徒のように見えたことからそう呼ばれています。高さ数十mの断崖は、太古の時代に海底が隆起して形成され、現在も風と波による侵食が続いているそうです。そのスケールには圧巻され、朝夕の光景はとくに美しく、オススメの時間帯です。
「セントキルダビーチ」でペンギンに会えるかも?!
市内から一番近いビーチで地元民が散歩したり、日光浴したりと賑わっています。
そんなこのビーチで運が良ければ、野生のペンギンに会えるかもしれません?!野生のペンギンが生息しているエリアがあり夕暮れ時になると、まだかまだかとペンギンを待つ人だかりができています。岩と岩の合間から顔を出す仕草可愛くてたまりません。フィリップ島に行く時間のない方はこちらで会えるかもしれません。
「ブライトンビーチ」でカラフルな小屋を発見!
メルボルンから約10kmの距離にある高級住宅地「ブライトン」。そのビーチ沿いに建ち並ぶカラフルな小屋がSNS映えとして人気で、近年注目を浴びています。実際に多くの観光客で賑わっており、特にオーストラリアの国旗のデザインをした小屋は人気があるようです。
<追記>
https://www.afpbb.com/articles/-/3208285?pno=15&pid=20921062
2019年1月26日 全豪オープン女子テニスで優勝した「大坂なおみ」選手の優勝トロフィーを持っての
記念撮影が翌日このブライトンビーチで行われました。
その紹介記事がありましたので、追記ご紹介させていただきます。
以上簡単ではございますが、基本情報から、オススメの過ごし方をご紹介させていただきました。
ぜひメルボルンに行ってみようか悩んでいらっしゃる方がご参考にしてみてください。
※本記事は2018年12月現在のものとなります。実際にご旅行される際は最新の情報をご確認ください。
-
前の記事
世界三大美港のひとつ、真夏のシドニーをご紹介 2018.12.29
-
次の記事
【観光に大活躍!「イタリア鉄道網」徹底ガイド】「Trenitalia(トレニタリア)」「.italo(イタロ)」Frecciarossa(フレッチャロッサ) 2019.05.28