【定番】ハノイ 観光 モデルコース

【定番】ハノイ 観光 モデルコース

みなさんこんにちは。
本日のタビキジは、ベトナム「ハノイ」です!

ベトナムは南北に約1,650kmと長く、北部に「ハノイ」中部に「フエ・ダナン・ホイアン」
南部に「ホーチミン」となります。

今回取り上げる、「ハノイ」は人口950万人を超え、11世紀の李朝成立~1802年のフエ遷都まで王都でした。
フランス領インドシナ時代も中心となり、現在も首都として機能を果たしています。「ホーチミン」は商業中心の都市ですが、「ハノイ」は政治と文化の中心都市になります。

今回は基本情報からDeepな点まで私が実際に旅行した体験をもとにご紹介させていただきます。
別記事で「ホーチミン」「ダナン」も取り上げていますので、よろしければご覧ください。

アクセス

ハノイ・ノイバイ空港へは、日本の主要空港(東京<羽田・成田>、大阪、名古屋、福岡)から直行便が就航しています。フライト時間も往復ともに5時間程度となっています。

実はこの空港日本資本によって建設されているそうです。

そして、日本との時差は「-2時間(サマータイムなし)」、日本時間15時の時は、現地時間13時となります。
そのため、基本的に時差ボケの心配がなく、オススメの観光地です。

基本情報

15日以内滞在、観光目的の場合ビザは不要です。ただしよくセットで行かれる方の多い「カンボジア」との旅行をセットで行かれる方は要注意です。(16日以上の滞在及び、30日以内に再入国する場合、ビザの取得が義務付けられるため)

旅券の残存期限は出国日から換算して6か月以上有効なものが必要になります。

通貨は「ベトナム・ドン」1ドン:約0.005円(目安:2017年3月)
昔の名残で米ドルを受け取るところもありますが、ドンのほうがレートが良いです。
また日本では通貨が弱いので、現地空港や街中での両替をオススメいたします。

ベトナムにはチップの習慣はないので基本的には不要です。気持ち良いサービスを受けた場合には気持ちとして渡して良いかもしれません。

公用語はベトナム語。主要ホテルでは英語が通じることが多いです。

電圧は220V、プラグは場所によっていろんなタイプが使用されており、A、Cタイププラグが多いです。
日本の電化製品はそのまま使えませんので、変圧器やプラグが必要になります。

ベストシーズン

11~4月がオススメです!

全体的に高温多湿の国ですが、南北に長いのでハノイとホーチミンでは大きな差があります。一緒に行かれる際は、服装にご注意ください。ハノイは北部にあるため、12~4月にかけて冷え込むこともあります。

5~10月が雨季、11~4月が乾季です。雨季は湿度が高く、気温も高いため、かなり蒸し暑くなります。

オススメのホテル

「JWマリオット ホテル ハノイ」

年々、経済成長とともに、物価が上がっているベトナムですが、まだまだ、一流ホテルに比較的手ごろな値段で宿泊することができます。そこで今回オススメするのは世界的ホテルチェーン「マリオット」グループをさらにワンランクアップしたJWマリオット」ホテルをご紹介させていただきます。

市内中心部からはすこし離れてしまうのですが、「新経済地区」の中心に位置し、75,000㎡の敷地に450室の客室があり、著名な建築家が「龍」をイメージして設計したそうです。龍はベトナムでは縁起の良いものとして象徴されています。また、龍の頭の部分にはプールがあり、「水のある場所」を作ることで、運気が回るとの意味も込められているそうです。客室はハノイ最大クラスの50㎡近く広さもあり、館内も至る所に洗練されたデザインを感じることができます。

オススメの過ごし方

ハノイ市内観光(ホーチミン廟・一柱寺・文廟・タンロン遺跡)

冒頭、政治と文化の中心とお伝えさせていただきました。フランス統治下時代の建物が残っていたり、ベトナム国民の聖地である「ホーチミン廟」など、お寺、遺跡様々な文化を感じれる観光スポットをご紹介いたします。

まずは「ホーチミン廟」です。ベトナム南北統一に一生を捧げ、建国の父である、故ホーチミン主席の遺体が今も安置されています。廟はベトナム全土から集められ素材で作られています。一般公開もされており、

ベトナム国民だけではなく、世界中の観光客でいつも長蛇の列ができています。また公開される曜日も決まっており、時間帯は午前中のみとなりますので、事前に最新の情報をお調べの上、行ってみてください。

<参考>
ホーチミン廟 開館時間
平日(定休日以外) :4~10月07:30~10:30、11~3月08:00~11:00
土・日・祝     :4~10月07:30~11:00、11~3月08:00~11:30  ※30分平日より長い
※毎週月、金     :定休日

続いて、「一柱寺」です。こちらは蓮の形をしたお寺で、周囲の池には蓮の花が咲き誇ります。ハノイがタンロン(昇龍)と呼ばれていた李王朝時代に建てられたといわれており、ハノイを代表する歴史的象徴とされています。

その他、「文廟」と呼ばれるハノイで最初に大学が建てられた地にあり、学問の神様が祭られています。

そして「タンロン遺跡」です。遺跡群が2010年世界遺産に登録されています。この遺跡は千年の歴史を持つ、ハノイの中心に位置し、ベトナム王朝の都「タンロン(昇龍)」の最重要として、歴史的かつ文化的価値があるとされています。

伝統芸能「タンロン水上人形劇」

ベトナムの伝統芸能で観光の際には1度は見ていただきたいのが「水上人形劇」です。千年以上の歴史があり、1121年建立の石碑にも、宮廷で水上人形劇が催された様子が描かれているそうです。そんな格式ある伝統芸能を観てみてはいかがでしょうか?

水上を舞台に色鮮やかに塗られた人形たちが物語や音楽にそって動き回ります。ベトナムの神話や風俗を題材にしているそうです。ベトナム語で展開されるので、言葉はわかりませんが、コメディーチックなストーリーや舞台袖の生演奏と合わせて動く人形たちに自然と笑ってしまいます。

一番の驚きは公演後、人形を操作していた劇団員の方が挨拶に出てきてくれますが、水に浸かっていたことを考えると「あの時はどんなふうに操作していたのだろう?」ともう一度観てみたくなります。

ストーリーを予習しておくと、よりイメージがわきやすいかもしれません。日本語パンフレット(画像参照)もあるので公演前に会場で入手することをオススメいたします。 

ベトナムきっての景勝地「ハロン湾」

ハノイから約160km離れた中国との国境近くにあるハロン湾はベトナムきっての景勝地です。こちらも世界遺産で大小約2,000の奇岩がエメラルドグリーンの海面から突き出す姿はまさに幻想的といえます。さまざまな奇岩が海に突き出した風景は中国、桂林に似ており、「海の桂林」とも呼ばれています。

静かな港町だったハロンですが、世界遺産に登録されて以降、国内外から年間200万人が訪れるにぎやかな場所に様変わりしたそうです。ハノイに行かれた際は、オプショナルツアー等で参加してみてください。

以上簡単ではございますが、基本情報から、オススメの過ごし方をご紹介させていただきました。
ぜひハノイに行ってみようか悩んでいらっしゃる方、ご参考にしてみてください。

別記事で「ホーチミン」「ダナン」も取り上げています。よろしければご覧ください。

※本記事は2017年3月現在のものとなります。実際にご旅行される際は最新の情報をご確認ください。