【定番】ホーチミン 観光 モデルコース 

【定番】ホーチミン 観光 モデルコース 

みなさんこんにちは。
本日のタビキジは、ベトナム「ホーチミン」です!

ベトナムは南北に約1,650kmと長く、北部に「ハノイ」中部に「フエ・ダナン・ホイアン」
南部に「ホーチミン」となります。

今回取り上げる「ホーチミン」は人口730万人を超え、南シナ海に面しているロケーションからフランス統治時代には海洋貿易で発達し、ベトナム統一後にはベトナム第1の商業都市になりました。また「東洋のパリ」とも呼ばれ、フランス統治下時代の影響も色濃く残った独特の文化を持つ街並みと、近年発展著しい、建設ラッシュの高層ビル群、そしてバイクの多さ。。。非常にエキサイティングな街です。

今回は基本情報からDeepな点まで私が実際に旅行した体験をもとにご紹介させていただきます。

別記事で「ハノイ」「ダナン」も取り上げていますので、よろしければご覧ください。

アクセス

ホーチミン・タンソンニャット空港へは、日本の主要空港(東京<羽田・成田>、大阪、名古屋、福岡)から直行便が就航しています。フライト時間も往復ともに6時間程度となっています。

そして、日本との時差は「-2時間(サマータイムなし)」、日本時間15時の時は、現地時間13時となります。
そのため、基本的に時差ボケの心配がなく、オススメの観光地です。

基本情報

15日以内滞在、観光目的の場合ビザは不要です。ただしよくセットで行かれる方の多い「カンボジア」との旅行をセットで行かれる方は要注意です。(16日以上の滞在及び、30日以内に再入国する場合、ビザの取得が義務付けられるため)

旅券の残存期限は出国日から換算して6か月以上有効なものが必要になります。

通貨は「ベトナム・ドン」1ドン:約0.005円(目安:2017年3月)
昔の名残で米ドルを受け取るところもありますが、ドンのほうがレートが良いです。
また日本では通貨が弱いので、現地空港や街中での両替をオススメいたします。

ベトナムにはチップの習慣はないので基本的には不要です。
気持ち良いサービスを受けた場合には気持ちとして渡して良いかもしれません。

公用語はベトナム語。主要ホテルでは英語が通じることが多いです。

電圧は220V、プラグは場所によっていろんなタイプが使用されており、A、Cタイププラグが多いです。
日本の電化製品はそのまま使えませんので、変圧器やプラグが必要になります。

ベストシーズン

11~3月がオススメです!

ホーチミンは1年中夏の熱帯気候に属します。雨季と乾季がはっきりしており、11~3月の乾季が湿度も低くオススメです。南北に長いのでハノイとホーチミンでは大きな差があります。一緒に行かれる際は、服装にご注意ください。平均気温は24~31℃と年間通してあまり大きな変化はありません。

オススメのホテル

「ホテル ニッコー サイゴン」

年々、経済成長とともに、物価が上がっているベトナムですが、まだまだ、一流ホテルに比較的手ごろな値段で宿泊することができます。今回ご紹介するのは、安心の日系デラックスホテルです。

ホーチミン市内の中心「1区」には位置しますが、ショッピングでお世話になる「ドンコイ通り」から車で約10分と少々離れます。しかしその分落ち着いた雰囲気と23階建て全334室のきれいな建物は快適そのものです。客室も40㎡あり、スーツケースを広げても十分な広さがあります。そして、なにより朝食の日本食がほっとします。(笑)

オススメの過ごし方

ホーチミン市内観光(統一会堂・ベンタイン市場・サイゴン大教会・中央郵便局)

ベトナム最大の都市ホーチミン、かつてはサイゴンと呼ばれた都市、ポイントを絞り、オススメ行程をご案内いたします。まずは「統一会堂」1975年4月に内戦が終結するまで南ベトナム、大統領官邸として使用されていました。館内には多数の部屋があり、大統領の執務室や国賓を迎える応接室として使用されるそうです。一般公開されており、外交や式典で使用される以外は見学することができます。

続いて、「ベンタイン市場」です。食料品、日用品、衣類生活に関わる全てが揃い、ホーチミン市民でいつもたくさんです。もちろん観光客用にも雑貨、アオザイなど何でも売っています。ここは値札が付いていないので、観光客には必ず、高い値段を言ってきます。負けずに価格交渉してみてください。もともと言われた半額以下になることも。。「自分がこの値段なら買ってもいいな」と納得する価格を目指してみてください。楽しいですよ。

最後は「サイゴン大教会」です。ショッピング等で観光客がお世話になる「ドンコイ通り」の北端に位置するカトリック教会です。集合場所としても利用できます。フランス統治下の19世紀後半に建てられ、外壁の赤レンガやステンドグラスの素材はすべてフランス製とのことです。そのすぐ隣に「中央郵便局」もあります。同じくフランス統治下でヨーロッパにあるような建物でアーチ型の天井はじめ、当時の建築様式で建てられました。もちろん内部には「建国の父」ホーチミンさんが!!

ベトナム戦争を学ぶ(戦争証跡博物館・クチトンネル)

楽しい観光地を巡るもいいですが、せっかくベトナムに来ているのであれば、是非訪れていただきたいのが、
「戦争証跡博物館」です。多数の戦死者をだし、その多くが民間人だったと言われている「ベトナム戦争」を題材にした博物館です。屋外には戦闘機や戦車が展示されており、コンソン島刑務所の牢獄を再現した建物もあります。屋内には亡くなった方の遺品や当時の写真が多数あり、枯葉剤の犠牲になった方々の写真もありました。

続いて「クチトンネル」です。ホーチミンから北西へ約70kmに位置する「クチ」。ベトナム戦争を語る上で欠かせない場所です。約20年もの歳月をかけ掘られた、全長約250kmにも及ぶ、迷路のような「クチトンネル」は一部が開放されており見学できます。当時小国ベトナムが、大国アメリカを持久戦に持ち込み、アメリカ軍に負けなかった。アメリカ軍を苦しめた落とし穴や数々のトラップには圧巻です。実際にトンネル内に入ることもできますので、多少汚れてもいい服装で参加することをオススメいたします。

経済成長著しいベトナムですが、このような「負の歴史」を学ぶことも世界を旅するうえで必要かと思います。

経済成長著しいホーチミンの夜景を堪能(サイゴン川ディナークルーズ)

ホーチミン市内を流れるサイゴン川でのディナークルーズ。ベトナムの伝統舞踊や古典音楽を聴きながら、ベトナム料理を楽しめます。そしてなんといっても「夜景!」デッキに出で、夜の涼しい風を感じながら、ディナークルーズからでないと観ることのできない景色を堪能してください。

サイゴン川沿いの乗船所から乗船し、約1時間半のクルーズです。ベトナムらしいエンターテインメントにも一緒に参加できるので、是非参加してみてください。そうこうしている間にあっという間に時間が過ぎてしまいます。地元民、外国人を問わず人気のアクティビティのひとつになっています。ディナークルーズは絶対にオススメです!特に帰国前夜など最後の思い出にいかがでしょうか?

以上簡単ではございますが、基本情報から、オススメの過ごし方をご紹介させていただきました。
ぜひホーチミンに行ってみようか悩んでいらっしゃる方、ご参考にしてみてください。

別記事で「ハノイ」「ダナン」も取り上げています。よろしければご覧ください。

※本記事は2017年3月現在のものとなります。実際にご旅行される際は最新の情報をご確認ください。