【モデルコース】初めての「ミュンヘン」オススメ観光スポット
- 2016.07.31
- ドイツ
みなさんこんにちは。
本日のタビキジは、ドイツ「ミュンヘン」です!
ドイツの南部に位置し、人口約142万人とベルリン、ハンブルクに続く、ドイツ第三の都市です。
市内の至る所でバロック様式、ルネサンス様式、ロココ様式の建物を見ることができ、美しい街並みがオススメポイントでもあります。
またミュンヘンといえば、世界最大のビールの祭典「オクトーバーフェスト」です。開催していない時期に旅行に行かれる場合でも、街中にビアホールやテラス席でおいしいソーセージとともに楽しそうに昼から飲んでいる方。。本当に羨ましい光景です。
そして自動車メーカーBMWの本社やサッカーの名門バイエルン・ミュンヘンの本拠地でもあります。
今回は基本情報からDeepな点まで私が実際に旅行した体験をもとにご紹介させていただきます。
アクセス
羽田から全日空、ルフトハンザ航空の直行便が就航しています。
あいにく日本航空の就航はありません。
フライト時間は往路が12時間程度、復路が11時間程度と少々長い飛行時間となります。
機内で睡眠をとるなどしてしっかり時差調整しましょう。
そして、日本との時差は「-8時間」、日本時間15時の時は、現地時間7時となります。
ただしサマータイムがあるときは「-7時間」になりますご注意ください。
基本情報
シェンゲン協定加盟国への渡航は、あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光目的の場合ビザは不要です。旅券の残存期限はシェンゲン協定加盟国出国時3か月以上あることとされています。
通貨は「ユーロ」1ユーロ:111.95円(目安:2016年7月)
ドイツにはチップの習慣があり、ほとんどの場合で必要です。
<参考例>
タクシー:メーターの10%
レストラン:サービス料が含まれていない場合、10~15%
ホテル、ポーター:荷物1つにつき1ユーロ、枕銭:一人につき1ユーロ
ドイツではほとんどの商品に付加価値税が19%かかっている(書籍と食料品は除く)ので、EU国外からの旅行者は、免税対象額以上の購入をした場合に、手続きをすれば最高14.5%の税金の払戻しを受けることができます。別途、手続会社からの手数料を引かれますが、十分お得なので、忘れずに申請しましょう。
公用語はドイツ語。主要ホテルでは英語が通じることが多いです。
電圧は220V、プラグはCタイプです。
日本の電化製品はそのまま使えませんので、変圧器やプラグが必要になります。
ベストシーズン
夏場がオススメです!
フランクフルトなどの中北部に比べて気候は比較的温暖ですが、やはりドイツ、冬の冷え込みは厳しいです。
夏場は平均最高気温が25℃前後と空気もカラッとしており、大変過ごしやすいです。一方冬は氷点下まで下がる日も多く、しっかりとした防寒具が必要です。
オススメのホテル
「ル メリディアン ミュンヘン」
ミュンヘン中央駅の目の前にあり、カールス広場や新市庁舎などの主要な観光地やショッピングエリアへのアクセスも良く、街歩きに大変便利です。また周辺都市へもICE等高速鉄道や地下鉄、トラムを使いどこでも行くことができます。周辺には飲食店も多数あり、食事に困りません。
客室は広さもありスーツケースも広々広げられます。ご友人、ご家族での利用にもってこいです。また朝食は中庭の見えるレストランでビュッフェとなります。そちらでミュンヘン名物「ヴァイスヴルスト(白ソーセージ)」が食べることができたのは今でも記憶に残っています。傷みやすく、鮮度が命なのでホテルの朝食で用意があるのは珍しいです。ちなみに皮は食べないのが一般的だそうです。立地、お部屋、朝食と申し分ないので、ご紹介させていただきました。ぜひ泊まってみてください。
オススメの過ごし方
市内観光プラン(新市庁舎・カールス広場・ノイハウザー通り・マリエン広場)
ミュンヘン中央駅から徒歩圏内の主要観光プランをご案内させていただきます。
まずはミュンヘンの中心に建つ「新市庁舎」です。1867~1909年に建てられたネオゴシック様式の建物で、見ごたえは鐘楼に取り付けられた人形の仕掛け時計が有名です。聖金曜日と諸聖人の日を除く毎日11:00、12:00(3~10月は17:00も)から約10分間ダンスや演奏が行われます。32体の人形が1568年に行われたバイエルン大公ヴィルヘルム5世とロートリンゲン公女レナーテとの結婚式を再現したものといわれています。
塔に登ることもでき、ミュンヘン市内を一望できます。オススメは、この新市庁舎の目の前にある「聖ペーター教会」です。ここからは新市庁舎とマリエン広場がセットで写真に収めることができます。ただ300段以上の階段を登る必要があり、上り下りともに同じ通路を使用、そして狭いため、狭いところは大人一人がすれ違うのがやっとの場所もあります。しかし上からの眺望、登ってみる価値は大いにあります。
そして新市庁舎の目の前が「マリエン広場」です。噴水もあり常に多くの観光客で賑わっています。
私が行った際には、ちょうど「LGBT」の方々のパレードが盛大に行われており、しかも参加者も堂々としており、日本と違いしっかり市民権を得ているな、日本も良いところは見習わないとと反省しました。
この「マリエン広場」から駅に向けて「ノイハウザー通り」がありさらに「カールス広場」へと続きます。
周辺には「ダルマイヤー(ミュンヘンを代表する高級食材店、コーヒー、紅茶、チョコレートなどのお土産もあり)」、「ツヴィリング(ステンレスキッチン用品)」「クロイツカム(バウムクーヘンの名店)」「フェイラー(タオル・ハンカチ)」などはお土産に喜ばれます。私もよく立ち寄ります。そのほか雑貨屋さん、デパート、飲食店が多数並んでおり、歩行者天国になっているため、安全に散策できます。
ビール(ホーフブロイハウス・アウグスティナー・フランツィスカーナー・ラーツケラー)
ドイツ、そしてミュンヘンといえば「ビール」です。たくさんのビアホールがあり、観光客、地元の方で賑わっています。今回は4店舗オススメをご紹介させていただきます。
まずは「ホーフブロイハウス」です、起源は、「バイエルン国王のためのビール」として1589年に王室の御用醸造所として創設されました。歴史は流れ、1852年バイエルン王国の消滅でホーフブロイハウスは王室から離れ、バイエルン州により経営されることとなり、ヒトラーがここで演説をしたことでも有名になりました。その跡地に建つ、由緒あるビアホールです。
続いて「アウグスティナー」です。バイエルン料理とともに美味しいビールが味わえるビアホールレストランです。夏場はテラス席がオススメです!こちらは食事もおいしい!!地元の方にもビール醸造所直営レストランとして人気です。
そして、「フランツィスカーナー」こちらも美味しいビールとともにバイエルン料理を楽しめる、落ち着いた雰囲気で食べることができる老舗レストランです。レバーケーゼが臭みもなく美味しいです。ぜひ試してみてください。
最後に「ラーツケラー」です。こちらは「新市庁舎」の地下にあるバイエルン料理レストランで、手頃な値段でお食事を楽しめます。石壁や木のテーブル、アーチの柱が特徴的です。いつも混んでおり、料理提供まで時間がかかるのが少々難点でしょうか。
いずれもミュンヘンの夜に欠かせないお食事場所かつ「最大の観光名所」となっています。
ぜひ、複数回って、自身のお気に入りを探してみてください。
ミュンヘンならでは(BMW・アリアンツ・アレーナ)
自動車産業が有名なドイツ、中でもここミュンヘンはBMWの本社があります。そして「BMW Welt」というショールームと、「BMW Museum」というBMWのすべてがわかるミュージアムがあり、7つのセッションにわかれて展示されています。企業発展の歴史、バイク、テクノロジー、モータースポーツ、広告戦略など知ることができます。また最新車両も展示されており、車好きにはたまりません!
そしてここでしか購入することのできない限定グッズなどもお土産に人気です。ぜひお時間のある方は行かれてみてください。
次に「アリアンツ・アレーナ」です。サッカーブンデスリーガ、名門バイエルン・ミュンヘンの本拠地です。
また、2006年ドイツワールドカップの開幕戦が行われたスタジアムでもあります。6万6000人を収容でき、夜には赤、青にライトアップされます。そしてスタジアム内を回るガイドツアーが毎日催行されており、普段入ることのできないピッチやロッカールーム、VIP席や記者席などを見学できます。ちなみに「アリアンツ」とはドイツの保険会社の社名です。
さらに時間に余裕のある方には「ニュルンベルク」がオススメです。ミュンヘン中央駅からICEで1時間半ほど、人口50万人を超える、バイエルン州第2の都市です。こちらも美しい街並みが残されており、中世のお城、バロック様式の教会、旧市街は城壁に囲まれています。
以上簡単ではございますが、基本情報から、オススメの過ごし方をご紹介させていただきました。
ぜひミュンヘンに行ってみようか悩んでいらっしゃる方がご参考にしてみてください。
※本記事は2016年7月現在のものとなります。実際にご旅行される際は最新の情報をご確認ください。
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