【日帰り異文化体験】メキシコ・ティファナ

【日帰り異文化体験】メキシコ・ティファナ

みなさんこんにちは。
本日のタビキジは、メキシコ「ティファナ」です。

アメリカ、サンディエゴから国境まで約27km、電車で約30分です。
そのため、アメリカから日帰りで異文化を体験できます。
今回は写真を交えながら、ガラッと変わる異文化を体験するツアーをご紹介させていただきます。

アクセス

市内を走る「サンディエゴ・トロリー」で簡単にアクセスできます。
赤い車両が特徴でレッドトロリーとサンディエゴ市民に親しまれています。
現在3路線あり、北は「オールドタウン」、南は「メキシコ国境」まで走っています。

今回は「Blue Line」の終点「Tijuana Transit Center」でおり、そこから徒歩で国境越えます。
島国、日本人には、歩いて国境を渡るなんて経験はありませんので、海外ならではの貴重な経験です。

基本情報

ティファナはメキシコ最北端、アメリカとの国境沿いに位置するバハ・カリフォルニア州最大の都市である。
サンディエゴ市内から車で15分、電車で約30分の距離にある。

国境は、以前アメリカからメキシコに入国する際は、
逆走不可の「回転扉」を通るだけで、審査等なく入国できたが、
治安の問題もあり、2015年9月から両国ともに出入国管理が行われるようなりました。
そのため、土日や大型連休には、数時間待つこともあります。時間には余裕をもって行動してください。

オススメの過ごし方

徒歩で入国

道筋に沿って進み、出入国カードを記載し、パスポートを用意、スタンプを押してもらい入国です。
無事に入国できるとまず「アーチ状建物」を目指します。こちらはティファナ観光における
ウェルカムブリッジのようなもので、一度は必ず訪れることになるでしょう。

周辺にはお土産屋さんもたくさんある「レボルシオン通り」があり、入国したばかりですが、
スペイン語が飛び交い、看板ももちろんスペイン語。メキシコに来たんだなと感じます。
そして日本人とわかると、「それ何年前に流行った?」と思うようなお笑い芸人のギャグを
日本語で話しかけられます。誰から教わったのか。。(笑)

グアダルーペ聖母大聖堂

続いて、観光の目玉「グアダルーペ聖母大聖堂」に向かいます。
コロニアル建築様式の建物で、ティファナ市民の心の寄り添いどころになっています。
建物の内部も大変きれいなつくりになっています。

メルカド(市場)を散策

続いて、メルカド散策です。市場には市民の生鮮食品、生活用品から、
観光客用の雑貨まで幅広く品揃えがあり、散策していて楽しいです。
また通貨は通常メキシコは「ペソ」ですが、この国境沿いティファナでは「アメリカドル」がそのまま利用できます。
あまりレートはよくありませんが、せっかくの機会なので、記念だと思い雑貨類を購入してみるのも良いでしょう。
こんな感じで記念撮影もできます(笑)

シーザーサラダ発祥のレストランへ

誰もが一度は食べたことのある「シーザーサラダ」。
ここメキシコ・ティファナにあるホテル「Hotel Caesars」の併設レストラン「シーザーズ・レストランバー」が発祥です。
こちらのホテルで1927年に考案されたそうです。

当時、アメリカでは禁酒法が敷かれており、多くのアメリカ人が国境を越え、ティファナにやってきていました。
しかしある日、レストランでは食材が底をつき、満足いく料理を提供できなくなってしまいました。
そんな際にシーザー氏があり合わせの食材を使い、お酒に合うサラダを作りました。
これが「シーザーサラダ」の始まりです。評判は全米に広まり、今では世界中で愛されるサラダになりました。

実際にレストランでオーダーすると、テーブルの横に大きな木製のボール、いくつかの調味料を乗せた、
ワゴンが運ばれています。ボールの中に順にアンチョビ、パルメザンチーズ、ガーリック、塩コショウ、
卵の黄身などを入れ豪快にかき混ぜます。最後にオリーブオイルをたっぷりかけドレッシングは出来上がりです。
ロメインレタスにドレッシングを絡ませ、「シーザーサラダ」の完成です。

調理方法に見とれて写真を撮り忘れてしまい、画像がありません。。実際に皆様も行ってみてください。。

弾丸日帰り帰国

帰りも「USA」の表記に沿ってアメリカへ入国です。往路のメキシコ入国と違い、アメリカ入国は倍以上時間がかかります。特に日帰りで検討している方は、時間に注意して、メキシコを出るようにしてください。2時間もアメリカ入国に待たされ、アメリカに戻るのが真っ暗らの夜遅いなんてことにならないよう気を付けてください。

アメリカ側の国境沿いには「ラス アメリカ プレミアムアウトレット」もあるので、早めにアメリカに戻り、ショッピングもできます。

以上簡単ではございますが、ティファナ、オススメの過ごし方をご紹介させていただきました。
ぜひメキシコ・ティファナに行ってみようか悩んでいらっしゃる方がご参考にしてみてください。

※本記事は2017年3月現在のものとなります。実際にご旅行される際は最新の情報をご確認ください。