【観光に大活躍!「イタリア鉄道網」徹底ガイド】「Trenitalia(トレニタリア)」「.italo(イタロ)」Frecciarossa(フレッチャロッサ)

【観光に大活躍!「イタリア鉄道網」徹底ガイド】「Trenitalia(トレニタリア)」「.italo(イタロ)」Frecciarossa(フレッチャロッサ)

みなさんこんにちは。
本日のタビキジは、「イタリア」です!

アルプス山脈から地中海に伸びる長靴型のイタリア半島と地中海のシチリア島、サルディーニャ島など島々からなります。
歴史も長く、紀元前、古代ローマ帝国、そして近代と歴史の中心を歩んできました。
そんな背景もあり、歴史的建造物や文化・芸術が多数あり、毎年6,000万人以上が世界中から訪れる観光大国です。

見どころが多く、とても一つの記事ではご紹介できないので、各都市分けさせていただいております。
本ページはイタリア全般の基本情報、さらに観光に便利な「イタリア鉄道網」について記載させていただき、
それぞれエリアごとに記載分けをさせていただいております。よろしければ下記、リンクからお進みくださいませ。

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アクセス

成田からアリタリア航空が「ローマ」「ミラノ」へ直行便を就航。
その他はヨーロッパ各都市から乗り継ぎで入ることになります。

フライト時間は往路が12時間半程度、復路が12時間程度と少々長い飛行時間となります。
機内で睡眠をとるなどしてしっかり時差調整しましょう。

そして、日本との時差は「-8時間」、日本時間15時の時は、現地時間7時となります。
ただしサマータイムがあるときは「-7時間」になりますご注意ください。

基本情報

シェンゲン協定加盟国への渡航は、あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光目的の場合ビザは不要です。
旅券の残存期限はシェンゲン協定加盟国出国時3か月以上あることとされています。

通貨は「ユーロ」1€:124.38円(目安:2019年5月)
強制ではありませんが、チップが習慣となっています。

<参考例>
タクシー:端数切り上げ程度
レストラン:サービス料が含まれていない場合は10~15%程度
ホテル、ポーター:荷物1つにつき1ユーロ、枕銭:一人につき1ユーロ程度置くと良いかもしれません。

食品や日用品を除いてほとんどの商品にVATという22%の消費税が付いていますのでEU国外からの旅行者は、
1店舗で€154.94(税込み)以上購入をした場合に、手続きをすれば最高15.5%の税金の払戻しを受けることができます。

タックスフリーの書類を店舗で記入して手続きを済ませ、最終のユーロ圏出発空港で現物と書類を提示し、
税関職員からスタンプを貰った後に還付申請を行うことができます。
イタリアはショッピング大国なので、ローマ空港の税関では1時間以上も申請のために並ぶことも珍しくありません。

公用語は、イタリア語。
もちろん主要ホテルや観光地では英語が通じることが多いので、そこまで心配する必要はございません。

電圧は220V、プラグはCタイプです。
日本の電化製品はそのまま使えませんので、変圧器やプラグが必要になります。

ベストシーズン

4~6月がオススメです!
太陽が降り注ぐ、夏はオススメですが、バカンスシーズンと重なり、旅費も高額になることから、7~8月は外しています。
そんな中で、日中時間も長く、比較的晴天率も高い、4~6月がオススメの時期となります。

観光に大活躍!「イタリア鉄道網」徹底ガイド

「はじめに」

ここからは、南北に長いイタリアを周遊する際、そして複数都市を移動する際に、便利なイタリアの鉄道をご紹介させていただきます。イタリアは非常に鉄道網が充実しており、車両は清潔かつ時間も正確で、観光にも大活躍です。日本にもJRと私鉄があるように、イタリアにも旧国鉄の「Trenitalia(トレニタリア)」、そしてフェラーリ特急とも呼ばれる私鉄の「.italo(イタロ)」があります。イタロは主要都市間を結んでおり、主要都市間移動の場合は「トレニタリア」と「イタロ」の両方運行しており、料金、車両サービス含め、競合関係にあります。

「Frecciarossa(フレッチャロッサ)」

トレニタリア社が運行する高速鉄道の名称で最高速度300km/hで走行する列車です。ローマ・テルミニ駅―ミラノ中央駅を最速2時間55分で結びます。チケット購入を検討する際に何度も聞く「フレッチャロッサ」、実は1種類ではなく、正確には「フレッチャロッサ(赤い矢)」「フレッチャルジェント(銀の矢)」「フレッチャビアンカ(白い矢)」と3種類あります。中でも一番高速なのが、フレッチャロッサで日本の新幹線でいう「のぞみ」のようなイメージです。将来的には最高速度360km/hで走行する計画もあるそうです。

列車等級も4等級あり、上から「エグゼクティブ(グランクラス)」「ビジネス(1等)」「プレミアム(上級2等)」「スタンダート(2等)」となり、上級等級には、シートピッチ、リクライニングシートの他、ウェルカムドリンクやスナックなどのサービスもあります。せっかくの旅行ですので、上級座席に座るもよし、乗車時間もそこまで長くないので、2等でも十分だと自身は感じました。

「.italo(イタロ)」

一方別名「フェラーリ特急」とも呼ばれるイタロ。イタリアの民間企業らが共同出資し設立した「NTV社」により運行されております。出資者にはフェラーリ兼フィアットのモンテゼーモロ会長、ファッションブランド「TOD’s」やセリエAの会長など名だたる企業家が出資しています。さらに車体デザインはフェラーリのデザインを手掛けるジョルジェット・フェジャーロ氏が担当し、内装はアルファロメオなどを手掛けたデザイナーが担当する、真っ赤な車体が特徴的です。そのスタイリッシュな車両に惹かれること間違いなしです!

列車等級は4等級あり、上から「クラブ・エグゼクティブ(ファースト)」「プリマ(ビジネス)」「コンフォート(上級エコノミー)」「スマート(エコノミー)」となり、最上級クラス「クラブ・エグゼクティブ」は1両に約20席しかなく、座席配置も1+2、シートのリクライニングはもちろん、タッチパネル式ディスプレイも搭載されています。「プリマ」はウェルカムドリンク、スナックがつき、座席配置は1+2。「コンフォート」も同様に座席配置は1+2、軽食類のサービスがなくなります。一番下の「スマート」は座席配置が2+2、となります。こちら個人的には「スマート」で十分かなといった感じです。

「総括」

「フェラーリ特急」イタロのデザイン性の高さをご紹介してきましたが、実は「フレッチャロッサ」の車両デザインも一部はマセラティやフォルクスワーゲン・初代ゴルフなどをデザインしたイタリアデザインの巨匠ジョルジェット・ジウジアーロ氏が手掛けました。フレッチャロッサ、イタロどちらもデザイン性が高く、重複している区間もあるため乗り比べてみるのも面白いかもしれません。

実際の使用記事は、各都市をまとめておりますので、別途下記リンクよりよろしければご覧くださいませ。

本当にオススメしたい!イタリア・ローマ1日観光プラン!
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「花の都」「屋根のない美術館」フィレンツェ!本当にオススメしたい観光プラン!
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本当にオススメしたい!イタリア・ミラノ1日観光プラン!

以上簡単ではございますが、イタリア全般の基本情報、さらに観光に便利な「イタリア鉄道網」についてご紹介させていただきました。
ぜひイタリアに行ってみようか悩んでいらっしゃる方がご参考にしてみてください。

※本記事は2019年5月現在のものとなります。実際にご旅行される際は最新の情報をご確認ください。